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カイロプラクティックとは?

●カイロプラクティックとは
 カイロプラクティック(英名: Chiropractic)は、1895年米国人のD.D. パーマーにより創始され、世界各地で発展してきた薬物や手術を行わない自然医学です。カイロプラクティックの語源は、ギリシャ語による造語で、カイロは『手』、プラクティックとは『技』を意味します。

1895年、カイロプラクティック創始者D.D.palmer氏(米国Iowa州、ダベンポート)!
カイロプラクティックは、人体の神経生理機能の向上を主目的に脊椎や骨盤、その他の骨格関節を正常な位置関係に修正し、本来持っている治癒力を最大限に発揮させる自然療法です。
1997年WHO(世界保健機関)は、WFC(世界カイロプラクティック連合)を正式登録、現在では約35カ国において法制化がなされ、約70カ国ほどでヘルスケアとして行われています。
近年、未認可国での評価も高くなり、各国の健康社会に自然医療として普及貢献しています。


カイロプラクティックとは、下記のように定義付けされています。
  『カイロプラクティック理論に基づく治療であり、カイロプラクティック理論とは人体の構造と機能、特に脊柱と神経系の関連に重点をおきながら健康と病気を研究する学問である。(JCA:日本カイロプラクティック総連盟より)  

簡単に要約すると、主に背骨〜骨盤の骨格関節と神経系の問題、筋骨格系の問題を調節していく治療法と考えてください。
実際の治療は、神経系の状態を各種の検査によって分析し、その結果を背骨や骨盤との関係から、徒手(一部器具使用)を使って整えていきます。かなりの知識と熟練を要す専門的な治療法ですが、非常に安全で、気持ちよく、そして安心して受けられる自然手技医療です。欧米豪州の認可国では、法整備と共に保険適応され、広く国民の支持を得ています。


 私たちの体は脳神経系により機能しています。
その中枢は、非常に頑強な骨により守られていますが、部位によってはあらゆる動きに対応できるように多様な関節を構造として持っています。
これらの関節は、車のハンドル同様にある種の動きの範囲があり、その範囲の中で私たちは体を動かすことが可能なのです。

また一つの関節だけが動くのではなく、たくさんの関節が連動して動きを再現しています。ここに、関節への負担や習慣性による偏った姿勢、動きの癖などが関係してきます。
動きの指令は脳中枢より発生し、各部の神経をゆだねて、筋肉等に伝えられます。このとき、背骨の関節が歪んでいたらどうなるでしょう?

神経系の働きが何かの原因で低下することで、様々な症状に繋がる可能性が高くなると同時にいろんなストレスを受けやすくなります。

背骨や骨盤をより正常な状態にすることは、神経系の伝達機能をスムーズにさせると同時に、健康回復や健康維持にも非常に貢献度の高いということが言えると思います。


 カイロプラクティックの発祥地であるアメリカでは、すでに全州で法制化され、D.C.(ドクター・オブ・カイロプラクティック)という称号で呼ばれています。入学するには、普通の短大や4年制大学で所定の単位を取得後、カイロ大学に入学することになります。入学後は、4〜5年間の専門医学教育(4200時間以上)をクリアしなければなりません。
さらに国家試験に合格して、初めてD.C.(ドクター・オブ・カイロプラクティック)となります。しかし、開業するには希望する州の州開業試験にパスする必要があります。



 日本国内においては未法制化ですが、戦後カイロプラクティック大学を卒業した方々が帰国し、利害を超えてカイロプラクティック普及に貢献された時代があります。今の日本国内のカイロプラクティック界の基盤となっています。
私がカイロに目覚めた当時(35年前)、国内には「日本カイロプラクティック総連盟」と「全国療術師協会」が主流をなし、帰国D.C.(当時は約10名ほど)によるカイロセミナーが大変魅力的であちこち受講したことを覚えています。

またカイロプラクティックと混同していわれる整体療法も、その創始者達の多くはカイロプラクティックを学んだ方も多く、それを独自の応用で取り入れている先生方も非常に多いようです。しかし、カイロプラクティックは明確な基準が国際的に確立されおり、整体と同じではありません。

しかし、当時はカイロプラクティックと話しても知っている方は皆無に近い状態で、あの暖めるホットカイロと間違われることが殆どでした。整体師又は整体と話したほうが話が伝わりやすっかった記憶があります。
さらに今のように街中でカイロプラクティックの看板を見ることもありませんでした。・・・誰もがカイロセミナーを喉から手が出るように欲していた時代です。

近年では、カイロプラクティック大学卒業後、日本に帰国し、開業される先生方も増えてきたことにより、教育水準も非常に高くなってきております。
現在は、日本国内にも国際基準の教育を行なっている東京カレッジオブカイロプラクティック(TCC:旧オーストラリアのRMIT大学カイロプラクティック生命学科日本校:CCE合格校)やオーストラリアのマードック大学日本校、国際カイロプラクティックカレッジ等が設立され、カイロプラクティック専門大学として運営されています。日本語で受講できる唯一のカイロプラクティック国際大学です。

個人的な意見ですが、柔道整復師専門学校の教育プログラムに、新たに2年間のカイロプラクティック教育プログラムを新設するとよいのに!と思います。柔道整復師の医学教育は2700時間ほどあります。これに2年間のカイロ教育を導入すれば、合計4300時間になります。
以前、TCC(旧RMIT)や国際カイロが実施していたCSCプログラムも月1〜2回程のスクリーングを行っていましたが、基本DVD教育と自宅学習がメインになっていました。柔道整復師専門学校に2年の教育プログラムを導入すれば、さらに細かい教育ができると思っています。あくまでも個人の意見ですが、、、。





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